50代父、休日鉄旅に出る。

令和4年6月、齢50になりました。22で就職し、仕事に子育てに忙しい毎日を過ごし、40代では単身赴任や管理職昇進も経験、気がついたら50です。昨年末に単身赴任も終わり、子供もあと2年ちょっとで社会に出るし、そろそろ子供の頃好きだった”鉄旅”に出ようかな、と。50代父ならではの休日の愉しみ方を同世代のお父さん方にお届けしたいと思い、そんな記録を綴っています。

何十年ぶりかの、時刻表

やっと休日。

ちょっと今週は仕事が激務だったから、鉄旅は来週にしよう。

それよりも、社長の推薦図書(リーダーの仮面)を読まなきゃ・・・って、朝、目が覚めた時はそう思ったが、シャワーを浴びて、ふと、前回の記事(大人の休日倶楽部パス)の最後に書いた、乗り継ぎ計画を立てるために時刻表(紙)の存在を思い出して・・・

 

はい、買ってきました。時刻表。

買ったのは、JTB小さな時刻表(JTBパブリッシング社刊、税込780円)

 

ていうか、本屋さんをハシゴし、3軒目でやっとゲットできました。1、2軒目には、置いてなかった!今時の本屋さん、時刻表を置いても売れないのでしょうね。。。

 

何年ぶりに紙の時刻表を買っただろうか。もうここ数年は、ジョルダンさんでチャチャッと済ませてましたからね〜。大判の時刻表(税込1,205円)とどちらにするか悩んだが、これから始まる鉄旅のお供になることが予想されたので、「小さな」方にしました。このJTBの「小さな」は、大判の内容をほぼ網羅し、文字を小さくした形だ。情報満載・持ち出し可能なのはGoodだが、老眼にはちょっと辛いフォントサイズ。。。

赤湯駅に泊まる「特急やまばと」に乗るのが年に1度の楽しみでした。
今、その役割は「新幹線つばさ」に置き換わっています。

これこれ!

乗り換え案内検索ではわからない、この、特急電車の疾走感と、普通電車のローカル感。特急電車は途中どこに泊まるのか、普通電車への乗り換え時間はどのくらいあるのか、など、ひと目でわかるのが「紙」時刻表の偉大さよ。

 

そうそう、時刻表といえば、子供の頃、母親の実家(山形県)に帰省する前に、親が必ず大判の時刻表を買ってきては、みどりの窓口で指定席を購入したら本棚に放置されていたもの。そう、実家には1冊、必ず置いてあった時刻表。少年だった私は、そんな”用無し”になった時刻表を、夜な夜な端々まで眺めていたもんです。

紙と鉛筆を片手に、乗り継ぎパターンを書き出しては、乗り換え時間は大丈夫か、どっちのルートが早く着くか、時には夜行列車も使ってみよう、なんて。巻末には、特急電車の列車編成と料金の早見表もあって、快適かつ安く行ける方法まで立案したりして。行きもしない日本全国各地に行った気分になるのが楽しくて仕方がなかった少年時代でした。

それから約40年の時を経て、日本全国各地に「乗り継ぎ旅」をする日が現実味を帯びてきたわけです。

特急の自由席は上記から520円引きですが、つばさには自由席はありません。

子供の頃、グリーン車は憧れの的でしたね。

 

そういえば、電車旅の楽しみの1つに「駅弁」の存在がありますが、意外とニッチな情報ですが、時刻表の下端に、各駅で販売されている駅弁と価格が載っていることをご存知でしょうか。

昔は、途中駅で駅弁を買う時は、電車の窓を開けてホーム上にいる駅弁売りの方に窓まで近寄ってきてもらい、その場で買ったりしたもんです。もちろん、特急電車は窓が開かないので、一旦ホームに降りて駅弁売り場まで買いにいくのですが、発車時間を気にしつつハラハラしながら買っていたことを思い出します。

ここを見て、どの乗り継ぎ駅で駅弁が買えるか?なんてこともメモってましたね。


とはいえ、今、50代1人旅では、駅弁よりもビールとツマミ、それから、途中下車して立ち食いソバ、が私的には大道ですけどね。(これは追々、旅の備忘録として別の記事にアップしていきたいと思います。乞う、ご期待)。

 

あと、時刻表で忘れてならないのが、巻頭にある日本全国路線図。

子供の頃、ほんっとーに良く眺めたおかげで、日本地図が頭に入り、社会(地理)の成績はいつも良かったですよ。今でも、地方都市名やローカル線名など、聞かれたらパッと答えらるのが、ちょっとした自慢でしょうか(笑

 

以上、ツラツラと時刻表の想い出を中心に語ってきました。

 

これから始まる鉄旅の計画をするのに大活躍することでしょう。また、旅のお供に、ボロボロになるまで帯同してくれることでしょう。とても楽しみな一冊です。

 

夜な夜な眺めていた少年時代と同様に、これから毎晩、夜な夜な眺めるのかな。

あ、リーダーの仮面も読まなきゃ(汗